年末年始、どうしてもお酒を飲む機会が増えますよね。
毎年、若い子が急性アルコール中毒で亡くなっていますが、適度に楽しく飲めているうちはいいけど、
身近なお酒が飲み方を間違えると怖いという事は普段気付かないですよね。
私の仕事柄、『アルコール依存症』の勉強をした事があるのですが『依存症』とつくものには他にも『ギャンブル依存症』や『買い物依存症』などもあり、
どれもいつ誰がなってもおかしくない『病気』だそうです。
『アルコール依存症』は、お酒をやめられなくて常に沢山のお酒を飲んでるっていうイメージがありますよね?
それに、やめる事ができない意思の弱い人だっていうようにも。
けど、話を聞いて知ったんですが、最初は気分転換で飲んだり、楽しい雰囲気を味わう為の飲酒がいつの間にか、ストレス発散だったり、
緊張をほぐす為に飲むというふうな目的に変わってくると、アルコールを飲まないと落ち着かなくなって、手放せなくなるようです。
依存の体質になってしまうと、これは一生続くので、お酒をやめて久々に少し飲むとそれが引き金となってまた止められなくなってしまいます。だから、完全に経つ断酒でしか、アルコール中毒を解決することは出来ません。
他人への攻撃性も高まってしまうのですから、家族がいる人は注意が必要です。
立場の弱いものに対して、欠点が気になって仕方が無くなり、攻撃がどんどん過激になっていきます。
ですから、旦那さんがアルコール中毒という方は、毎日の生活が大変だと思います。
なんでもそうですが、中毒というのは、依存してしまい、それが手放せなくなってしまうのですが、
本人以外の人に、迷惑がかかるなら、それは大人として失格だと思います。
一人の力でアルコールを断つのは、難しいでしょうから、周りの人の協力や、病院の力を借りて、
努力してお酒を断って、楽しみは違うものに見つけてみては、いかがでしょうか。
それから、お酒を断つ事に成功した人にどうやって成功したのか、実際に話を聞いてみるのもどうでしょうか。
最近覚せい剤の使用で逮捕される芸能人が多いように感じますが、覚せい剤の使用を断ち切るための施設の人は、薬物もアルコールも同じだと話しているのを聞きました。
アルコールは法律で認められていつものの、依存性がある飲み方をしたらやはり、病気といった判断になってしまうのですね。
生きている中での辛いこと、ストレスから逃れるためのお酒は良くないのです。
お酒の味を楽しむ飲み方でなければ、良い飲み方とは言えませんね。
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